朝日新聞系のウエブサイト・アエラドットで興味深い記事が掲載されています。偏差値30から70台に上げた方法です。
元記事は大学受験に関する記事ですが、司法試験・予備試験を始め資格試験にも使える「超・単純な方法」です。ぜひ参考にしてください。
超・簡単に偏差値を激上げした方法とは?
登場人物は青学4年生の学生さん。「予備校なし」「偏差値30台」から、青学・早稲田合格レベルの偏差値70台まで上げた方法とは?
高校時代に自分の勉強法を確立できていなかったため、友人や先輩にやり方を聞いて、いいと思ったものをまねた。最も効果的だったのは、「参考書をしぼること」だという。「第1志望に合格した人たちの唯一の共通点でした。一冊の参考書を漏れなく完璧にする。量より質が大事なんです」
現役青学生が伝授 予備校なしで偏差値30から70台に上げた勉強法(1/2)〈週刊朝日〉 | AERA dot. (アエラドット)↓
なるほど「参考書をしぼること」、「一冊の参考書を漏れなく完璧にする」これが答えです。単純ですが「繰り返し」こそ最強です。
予備試験で高い合格実績を上げているアガルート予備試験講座でもインプット講義(総合講義)で3周回します。これも繰り返しの一種。やはり繰り返し学習は、最短合格への鉄則(鉄板)です。
あの山口真由さん(東大主席卒業・弁護士)も最低でも7回繰り返している
弁護士で信州大学特任講師の山口真由さんも7回繰り返すことを推奨しています。
簡単に成績を上げたい私は2冊買いました。「東大首席が教える超速「7回読み」勉強法」と「天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。」です。
タイトルは違いますが、中核は同じです。要は「何度も繰り返せ」。繰り返しこそ、最強であり、受験の王道だよ、と。
【山口真由さんのおすすめ動画】「落ちた試験は車の免許だけ!山口真由流”受験必勝法”とは」
なぜ繰り返しが最強なのか?そのメカニズムは?
資格スクエア予備試験講座の監修をされている池谷裕二先生の「東大教授が教える!デキる大人の勉強脳の作り方」に答えがありました。
一言でいうと、「何度も繰り返すと、重要な情報として脳がようやく長期記憶する」というものです。
より正確な説明だと「脳に入った情報が、海馬の審査に合格して大脳皮質で保存」されます
ネット情報を含め、現代は情報量が多すぎます。そのまま記憶すると、脳がパンクします。そこで繰り返した情報だけが脳にインプットされる。これが「繰り返し学習最強説」のメカニズムです。
この他にも理論的な説明が納得でき、司法試験・予備試験の成績アップに役立ちます。図解中心で短時間で読み切れる点でも、おすすめの一冊です。
【資格スクエア動画】「東大弁護士が直伝『資格試験に一発合格する方法』社会人のための「割り切る勉強法」とは!?」
資格スクエア予備試験講座の鬼頭代表も効率的な学習で司法試験に合格しています。その極意とは?
参考 【資格スクエア】高い合格率の理由は、大手予備校の実力派講師による講義だから【元LEC・伊藤塾・資格の大原】
ドラゴン桜2でも繰り返し最強説を採っている
ドラゴン桜2で登場する小杉麻里さんは、経済的に決して裕福ではない母子家庭でありながら、教科書を徹底的に繰り返し、優秀な成績を残しています。もちろん東大に現役合格しました。
【まとめ】複数のテキストに手を出さず、目の前のテキストを徹底的に繰り返せ。それが最短合格の決め手
成績が伸びないと悩んでいるあなた!処方箋はもう出ました。目の前のテキストを何度も繰り返してください。
とにかく教材は絞り込む。テキストでも問題集でも1冊で十分。それでも余力があれば、他の書籍に手を出すのもOKです。まずは目の前の1冊を繰り返すことです。