東京都千代田区の地域福祉バス・風ぐるま。1回の料金が100円で、運転手さんに言えば停留所以外でも降ろしてもらえる便利なバスでした。先日のことですが秋葉原駅周辺に行くため、御茶ノ水駅前の停留所に行ったところ、停留所がなくなっていました。
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▼ 以前に走っていた風くるま(ハイエース バンタイプ)
千代田区風ぐるま、ハイエースでの運行は明日まで。タイのソンテウに乗りたくなったら乗りに行っていたので残念…。 pic.twitter.com/cJ9HGhdwQF
— mori6japan (@mori6japan) December 29, 2015
千代田区のホームページを見たところ、2016年1月から新たな運行を開始したようです。主な改正点ですが、
- 運行ルートの変更
- 障害者および介助者も有料に
- 停留所以外での降車はできなくなった
等となっています。風くるまの運営は決して楽とは思いませんが、「地域福祉バス」であるならば、障害者の方の有料化は少し残念に思います。健常者の方でも、老人を中心に足腰の悪い方も。その点からは改悪と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
▼ 障害者用および介助者の方が無料で利用できる無料乗車証。なお無料乗車証の発行・再発行は、平成27年12月28日(月曜日)で終了し、現在お持ちの無料乗車証は、記載されている期限まで、新しくなった「風ぐるま」でも利用が可能です。
もっとも改善された点もあります。
- 24人乗り(座席数14席・すべて優先席)の小型バスで、立ち乗りが可能に。
- PASMOやSuica等の交通系ICカードも利用可能。
- 交通系ICカードで乗車した場合、乗車時から90分以内に他のルートに乗り換えるときは、加算料金なし(1回のみ)
などです。また「普通定期券」や「風ぐるま区民パスポート(区民割引制度)」も用意されています。住民税が非課税など所得の低い方や障害者の方は、料金が優遇されています。時刻表も含めて、一度千代田区のホームページで確認されることをおすすめします。
また平成28年11月28日(月曜日)に運行ルートとダイヤ改正が行われました。なお新しくなった運行ルートですが、
- 麹町ルート
- 富士見・神保町ルート
- 内神田ルート
- 秋葉原ルート
の4路線となっています(2016年11月30日現在)。2015年12月31日まで運行されていた「和泉・麹町便」「内神田・富士見便」「四谷・あきば便」は、それぞれ再編されています。
今回新しくなった千代田区の地域福祉バス・風ぐるまですが、いろいろな意見があると思います。そこで千代田区では新「風ぐるま」の利用に関する意見を募集しています。
意見の提出方法ですが、ホームページからの投稿、ファックスでの送信、郵送での提出などがあります。提出期間など詳細については、千代田区のホームページで御確認ください(2016年11月22日追記、対象ページは削除されました)。
【新「風ぐるま」の利用に関する意見を募集中】
新たな運行を開始した地域福祉交通「風ぐるま」について、利用者の皆様からのご意見・ご要望を募集しています。ぜひご意見をお寄せください。https://t.co/HUJj3tzoUZ pic.twitter.com/Cbu5LZcfLy— 千代田区 (@chiyoda_city) March 16, 2016
▼ 新「風くるま」。ツイッターから。コミュニティバスとしての利用も。
千代田区の地域福祉交通「風ぐるま」を初めて見ました! pic.twitter.com/TMMStLLTDk
— ワイドビュー伊藤 (@wv_ito) March 3, 2016
【ヤフー知恵袋の質問から】学生の方でも利用できる?
私は県民なのでよくわからないのですが、学校が都内にありまして、風ぐるまというコミュニティバス?をみかけます。
本数も少ないうえに、利用者はご老人や小さな子供連れが多いと見受けられます。もしかしてそういう人たちしか乗れないのでは…?と思うのですが、学生服で私が乗っても大丈夫なものでしょうか??
ベストアンサー
もともとは高齢者や子連れ、体の不自由な方を対象に自治体が運営してると思いますが、基本的には誰でも乗れると思います。
料金はルート上であれば、何処でも100円ではないでしょうか。バス停間でも降ろしてくれるようです。
ただ、バスという程の大きさはなく定員が少ない場合は、やはり上記の対象者を優先に、混んでいたら譲るという気持ちで待っていた方が良いとは思います。
私は県民なのでよくわからないのですが、学校が都内にありまして、風ぐるまというコミュニティバス?をみかけます。 - 本数も少ないう... - Yahoo!知恵袋私は県民なのでよくわからないのですが、学校が都内にありまして、風ぐるまというコミュニティバス?をみかけます。 本数も少ないうえに、利用者はご老人や小さな子供連れが多いと見受けられます。もしかしてそういう人たちしか乗れないのでは…?と思うので...
今回のリニューアルにより、車両も大型化したため、気軽に乗車することができるのではないでしょうか(以前は2人掛け×2、1人掛け×2、場合により補助席や助手席の使用、そして立ち乗りは不可でした)。運賃は100円のままです。
【関連動画】「千代田区コミュニティバス、かざぐるま」。車内の様子も。