将棋の船江恒平六段が公認会計士試験に合格
会計系の資格といえば日商簿記が代表的ですが、最難関が税理士試験と公認会計士試験。そんな公認会計士試験に将棋の船江恒平六段が見事合格されました。
参考 収入面など公認会計士の魅力とは?
22勝11敗と好成績を残しながら、約2年で難関の公認会計士試験に合格しました
高卒からの合格!
船江恒平さんは1987年に兵庫県加古川市で生まれました。最終学歴は兵庫県立加古川東高等学校。スーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されるなどハイレベルの学校です。
その後プロ棋士に。つまり公認会計士試験は高卒での挑戦です。
関連「茨城県古河一高卒の女性が超難関の公認会計士試験に合格」
ネット上では賞賛の声が。
めちゃくちゃ凄いですね
なお、公認会計士試験に合格しても、公認会計士として活躍するためには、実務補修が必要です。
実務補修スタート(単位所得)
業務補助など(2年以上)
業務補助とは?
公認会計士になるためには、単に受験に合格するだけではなく、公認会計士の中核的業務である監査証明業務についての実務経験が不可欠です。このため、2年間以上、公認会計士又は監査法人を補助(業務補助)するか一定の監査類似の実務に従事することが必要です。ただし、現行制度では、公認会計士試験合格の前後を問わないこととし、既に業務補助等に従事していた者にとっては、合格後に改めて当該業務に従事する必要はありません。修了考査
実務補習・修了考査とは?
公認会計士となるのに必要な技能を習得するため、内閣総理大臣の認定を受けた実務補習団体等において認定を受けたカリキュラムに従い実務補習を受け、修了後は内閣総理大臣の確認を受ける必要があります。具体的な内容については、内閣府令で定められることになり、所定の単位の習得を要件としています。単位の認定には、適宜習熟度の確認を行うとともに、全課程が修了した者に対しては、実務補習全体の習熟度の確認を公認会計士協会が実施する「修了考査」を課します。
このように公認会計士試験に合格してもすぐには活躍できるわけではありませんが、会計士補を経て公認会計士になれば、収入面はもちろん独立開業も期待できます。
もちろん試験の合格は難しく(短答試験のほか論文試験も)、合格まで数年かかるケースも少なくありません。
合格された船江恒平さんはすごいですね
そうです。プロ棋士としての活動に加え、受験勉強がありますからね。素晴らしいの一言です。
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ネット上の反応!5ちゃんねる(2ちゃんねる)ではプロ棋士試験のほうが難しいとの声も
今回の船江恒平六段の公認会計士試験の合格を受け、5ちゃんねるではこんな声も。
「東大入るより将棋プロ棋士になる方が難しいんだから特に驚きはないな」
「東大卒のうちの弟はプロ棋士の方が難しいって言ってた」
「東大生は毎年70万人いる同学年の人間が全員勉強に取り組んでその最上位層
将棋プロ棋士は将棋にドハマリした同学年の人間のほんの一部による競争でしかない
競争率が違う」
引用「【将棋】船江恒平六段が公認会計士試験に合格 」
確かに合格者数はプロ棋士試験(棋士採用試験)の方が圧倒的に少ない(数名程度)です。
しかしプロ棋士試験と公認会計士試験は出題内容が異なり、単純な比較はできません。合格率の低さを見ても、公認会計士試験が難関であることには間違いありません。
最近ではネット環境の普及に伴い、自宅で学習できる通信講座も多数あります。
参考 資格娘の公認会計士おすすめ通信講座!口コミと評判まとめ
また通信講座は通学講座と比較して費用が安いのも特長。難関試験ではあるけれども、合格は決して夢ではありません。