2016年10月の宅建試験、11月のマンション管理士試験、そして12月の管理業務主任者試験と佳境を迎えました。
この管理業務主任者試験ですが、少し前までは合格しやすい試験でした。しかしここ最近は(年度にもよりますが)合格が難しい試験になっています。
この管理業務主任者試験対策の学習法と言えば、スクールや通信講座を利用されている受験生の方ならば、使用教材の復習を、独学受験生の方ならば過去問題集等の復習をするのがベストです。
もっとも受験生の方の中には1週間前のマンション管理士試験との併願組の方もいるでしょう。もちろん出題範囲の一部は重なる訳ですが、解答速報サイトなどを確認するあまり、肝心な管理業務主任者試験対策が疎かになっている方も多いはず。
そんな受験生の方におすすめなのが、出題予想です。もちろん「予想」ですから的中することもあれば、外れることもあります。もっともスクールによる出題予想ですから、参考にしても損はないでしょう。ということで、出題予想サイトの紹介です。
資格の大原
資格の大原の管理業務主任者講座では、解答速報ページにPDF2枚の出題予想を掲載しています。資格の大原によれば、的中した年度もあるようなので一読しておきたいですね。
また大原・マンション管理士講座の野村講師も自身のブログで、出題予想を行っているようです。これらの出題予想については、こちらの記事でまとめられています。
佐伯竜先生(元LEC)の出題予想動画
元LEC東京リーガルマインド宅建講座の講師である佐伯竜先生の出題予想動画です。佐伯竜先生は独立されて、現在は宅建のほか、マンション管理士と管理業務主任者の講座も開講されているようです。
そんな佐伯竜先生の2016年管理義業主任者試験向けの動画がこれです。借地借家法について解説されています。
管理業務主任者試験における借地借家法と言えば、どちらかと言えば後回しになる分野ですね。もっとも毎年必ずと言って出題されていますので、この借地借家法でライバル受験生に差をつけることができるかもしれません。
「【管業直前対策】借々法「1点を分ける最後のポイント」【#134】【宅建動画の渋谷会】佐伯竜(管理業務主任者)」
予想問題集まとめ
ここでは平成28年度本試験の出題予想に役立つ書籍を紹介します。もちろん予想問題の類は発売されていますが、模擬試験を紹介します。
その理由として「模擬試験は出題予想を兼ねている」「本試験のシミュレーションが可能」の2点が挙げられます。本番を意識しながら取り組み、そして出題予想もできる訳ですから、一石二鳥という訳です。
ラストスパート 管理業務主任者 直前予想模試
TAC出版による直前予想模試です。本番同様の模擬試験3回分を収録しています。ですので強行プランならば、前日に3日分を解くことも可能です。
もちろん間違った箇所の確認も必要ですから、1日あたり1回もしくは2回ペースで解くと良いでしょう。何より全部で3回分の収録ですから、消化不良になることは少ないと思います。
Wマスター 管理業務主任者 直前予想問題集
こちらはWセミナーと関連がある早稲田経営出版による直前予想問題集です。WセミナーはTACに吸収された訳ですが、Wセミナーは司法試験とか司法書士試験の受験指導を得意としています。したがって問題の予想も信頼がおける印象があります(※個人的な感想です)。
なおこちらも3回分の収録です。また本番のシミュレーションにも使える別冊方式になっています。なので本番同様に時間を計測しながら問題を解くことで、自宅が模擬試験会場に早変わりします。
なお言うまでもありませんが、今回紹介した2冊は共に最新法令に対応しています。
ここまで平成28年度管理業務主任者試験の出題予想に関するサイト・直前予想問題集について書いてきました。どうしても試験直前となるとナーバスになってしまう受験生の方もいらっしゃいますが、不安に感じているのはみんな一緒です。
ですから、いままで努力してきた自分を信じ、ぜひ2016年度管理業務主任者試験の合格を勝ち取ってください。