【2012年11月5日の記事を再編集しています】
上野の老舗デパートと言えば上野松坂屋です。銀座で言う三越みたいなものでしょうか。やはり風格があります。
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この上野松坂屋には本館と南館(以前は新館と呼んでいた記憶がある)があり、4階と6階部分の2か所で結ばれています。
↓連絡通路の写真
この連絡口から見る風景は格別です。見えるエリアは広くはありませんが、なかなか楽しいものです。
↓連絡通路から御徒町方面を眺める
↓連絡通路から中央通り・湯島方面を眺める
【追記 2015年5月】
最近こそ上野周辺にも高層ビルが数多く建設されていますが、今から数十年前は高い建物と言えば松坂屋ぐらいでした。また当時は屋上も解放され、ミニ遊園地や金魚などの販売コーナー、人形が動くおみくじの自動販売機?などもあり、楽しい記憶が残っています。
また新館は現在再建築中で、近いうちに高層デパートとしてスタートするようです。御徒町南口広場、同じく再建築された吉池など、御徒町周辺は新たな時代に入ったと言えるでしょう。
【更に追記 2016年5月】
ようやく松坂屋の新館(南館)ができてきました。
ところが工事現場にあるフロアー図を見ると、驚きの内容が。図を見ると1階から6階までが、「パルコ」になっています。本館の7階部分とパルコの6階部分が同じ高さのようなので、各フロアの天井が高いようです。
更に驚きなのが、その上の階に東宝シネマズ、つまり映画館が出来るようです。かつて上野駅周辺には数多くの映画館がありました。現在は池之端にあるピンク映画館(オークラ劇場)しかありませんので、現在の上野には映画館が全くないと言って過言ではありません。
そんな上野の街に映画館ができます。浅草で「寅さん」を上映したように、下町にふさわしい日本映画が見られるのでしょうか。それとも東宝配給の一般的な全国ロードショーなのでしょうか。それにしても映画館ができるとは驚きです。
そして12階から22階はオフィスになるようです。ちなみに地下部分だけは松坂屋になるようです。やはり「デパ地下」は土地柄、魅力的かつ集客力のあるコンテンツなのでしょう。
▲ フロア図から。予想とは異なる驚きの内容。