2015年11月に受けた特定健診。昨年度は結果を知るのが怖いため、放置して結果が郵送で送られてきました。今年は奮起して医療機関に結果を聞きに行きました。
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結果の前に昨年度の特定健診で指摘されたこと、それは「肝機能障害」です。特定健診の結果に対し、「医師の判断」というチェック欄があるのですが、これが「受診勧奨値(要指導)」でした。
この受診勧奨値ですが、悪い順番に「治療中」「受診勧奨値(要医療)」「受診勧奨値(要指導)」「要指導」とあり、下から2番目になります。
おそらくは脂肪肝ではないでしょうか。肥満+肝機能障害であれば、素人の私でも「脂肪肝」だと思います。そして1年間、何の対策も採らずに(健康への努力もしていないので、反省すべき)今年の特定健診を受けての結果です。
その結果ですが、以下のようなデータになりました(カッコ内の数字は順に、「基準範囲」「受診勧奨」です)。
- 中性脂肪 177 (150未満、300以上)
- HDLコレステロール 52 (40以上、34以下)
- LDLコレステロール 105 (120未満、140以上)
- ヘモグロビンA1c(NGSP値)5.4 (5.6未満、6.5以上)
- AST(GOT)25 (31未満、51以上)
- ALT(GPT)35 (31未満、51以上)
- γ-GT(γ-GPT)31 (51未満、101以上)
このほか血清尿酸、血清クレアチニン、尿検査(糖・蛋白)の検査結果も正常範囲でした。
▲ 返却された特定健診の結果データ
ということで、中性脂肪だけが悪い数値となりました(脂質異常症)。言うまでもなく、BMIも基準値以上です。要は「肥満」「典型的なメタボ」です。
この中性脂肪が増える原因ですが、添付されているパンフレットを見ると、過剰な飲食が原因のようです。つまり「食べ過ぎ」、「摂取したエネルギーが消費しきれない」ということです。
このパンフレットには生活改善のヒント(問題の解消法)も記載されています。その内容ですが、
- 今より1000歩多く歩きましょう
- 減塩に努めましょう
- 睡眠を大切にしましょう
- 毎日体重を測りましょう
- 野菜と果実を毎日食べましょう
- 喫煙者は禁煙にチャレンジ
- アルコールは適量を守って
です。このうち中性脂肪の減少に役立ちそうなのが、運動とアルコール摂取量です。運動は言うまでもありません。問題はアルコールの量ですね。夕食時にアルコールを摂ると、その後にスナック菓子とか食べてしまいます。これが良くないかも。肝臓を休める日(休肝日)を設けるのも、メタボ対策に有効かもしれません。
【追記】2016年1月10日(日)に放送されたTBS系テレビ番組「駆け込みドクター!運命を変える健康診断」を見ました。久本雅美さんとか、オードリーの若林正恭さんが出演している健康に関する番組です。番組内で医者の方がアルコールの摂取が中性脂肪の増加につながると話されていました。
ネット検索したところ、アルコール自体が中性脂肪になるのではなく、アルコールを分解する過程で中性脂肪が溜まるようです。いずれにせよ、過度の飲酒は中性脂肪対策においても重要ですね。